医院ブログ

2013.05.25更新

偏った咬み方による極度の磨耗した歯


下顎の全体像です。
左下の大臼歯が2本欠損しています。
結果、少しでも咬みやすい右側で咬んでいました。


咀嚼偏り極度の咬合磨耗全体.jpg


歯の中心のエナメル質は磨耗して周囲にだけ残っています。


咀嚼偏り極度咬合磨耗右下咬合面.jpg


象牙質もかなり深くえぐれて磨耗しています。
これ以上磨耗しないように欠損部分を修復します。
右側はこれで解決するのですが、左側の大臼歯欠損を改善しない事には根本的な
解決にはなりません。
左側でも右側同様しっかり咬めるようにしなければ右側の負担が増すだけです。
義歯もしくはインプラントで欠損部分を補います。
いままでの経験上、義歯で満足できるほど良く咬めている方は稀です。
歯ぐきの上に乗せている義歯は自ずから咬合力の負担には限界があります。
インプラントならご自分の歯かそれ以上の咬合力で咀嚼できます。

 

咀嚼偏り極度咬合磨耗右下側面.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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