医院ブログ

2013.05.31更新

歯ぎしりが原因で先端が欠けた前歯


歯ぎしりは夜寝ているときに無意識にします。
上下の歯がかなりの力で擦れます。
その結果 歯の先端がやすりをかけたように平らに磨耗します。


歯ぎしりによる前歯先端の破折5-2.jpg

 

歯ぎしりは水平方向への力で平らに磨耗します。


歯ぎしりによる前歯先端破折5-3.jpg

 

上下の前歯の先端は磨耗していて、一部分が欠けています。
先端の一部分が欠けているのは垂直方向への力(噛みしめ・食いしばりなど)
が原因と考えられます。
エナメル質表面にも垂直方向の力による縦方向へ亀裂が多数見られます。

 

歯ぎしりによる前歯先端破折5-4.jpg


最近では 歯ぎしりを発現させる原因は ストレス開放のエネルギーによるものと思われています。
そのように考えると睡眠中無意識の行われる歯ぎしりは健康状態を維持するうえで必要な事なのかもしれません。
しかし、歯が擦れて磨耗して欠けていくのを放置するわけには行きません。
歯ぎしりを止める事はできないので、歯を保護するために
厚さ約2ミリの軟らかいシリコンで作ったマウスピースを装着して就寝します。

 

歯ぎしりによる前歯先端破折5-5.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.29更新

上顎前歯の歯肉が退縮


歯周病が原因で歯ぐきが退縮しています。
上顎前歯の位置で、このすき間は生活に支障を来たします。
会話で息が漏れる、食事で物が詰まる、何よりも見た目が良くない等。


前歯歯肉退縮6-4.jpg


セラミックのクラウンを新しく被せました。
治療前に比べると隙間はかなり縮小して改善されています。


前歯歯肉退縮6-5.jpg


時を経て 歯ぐきの状態が落ち着いてきました。
ピンク色で引き締まった歯ぐきが隙間をきれいに塞いでいます。


前歯歯肉退縮6-6.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.28更新

下顎大臼歯の溝に虫歯ができて来院

 

冷水痛が多少あるので鏡で観察したのですが奥歯なので良く見えなかった。
下顎の大臼歯の溝が虫歯らしいので見てほしいと来院されました。


下顎大臼歯裂溝う触1.jpg


表面のプラークを清掃して、虫歯の罹患歯質を除去しました。
第一と第二大臼歯の咬合面に象牙質に達する虫歯です。
若年者のう触の進行はかなり早く、あっという間に深いところまで達します。
忙しい時期こそ 定期検診を受けて虫歯の予防に努めましょう。


下顎大臼歯裂溝う触2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.27更新

ブリッジの破折をインプラントでリカバリー


右下の奥歯に銀色のブリッジが入っています。
ブリッジを支えている歯根が破折したのでブリッジを除去し、歯根を抜歯しました。
ブリッジを支える歯には過大な咬合力が加わるので破折しやすいのです。
リカバリーの選択はブリッジ以外の義歯もしくはインプラントです。


右下brの破折をインプラント4-1.jpg


義歯は煩わしいという事でインプラントを選択しました。


右下brの破折をインプラント4-2.jpg


ブリッジの後方にある歯は保存可能でした。
手前に2本インプラントを埋入しました。

 

右下br破折インプラント4-3.jpg

 

インプラント治療の最大の利点は今までと同等かそれ以上に良く咬める事です。
インプラントが前後の歯を補って余りあるのです。
形態も義歯とは違い今までの形態をそのまま踏襲できます。


右下br破折インプラント4-4.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.25更新

偏った咬み方による極度の磨耗した歯


下顎の全体像です。
左下の大臼歯が2本欠損しています。
結果、少しでも咬みやすい右側で咬んでいました。


咀嚼偏り極度の咬合磨耗全体.jpg


歯の中心のエナメル質は磨耗して周囲にだけ残っています。


咀嚼偏り極度咬合磨耗右下咬合面.jpg


象牙質もかなり深くえぐれて磨耗しています。
これ以上磨耗しないように欠損部分を修復します。
右側はこれで解決するのですが、左側の大臼歯欠損を改善しない事には根本的な
解決にはなりません。
左側でも右側同様しっかり咬めるようにしなければ右側の負担が増すだけです。
義歯もしくはインプラントで欠損部分を補います。
いままでの経験上、義歯で満足できるほど良く咬めている方は稀です。
歯ぐきの上に乗せている義歯は自ずから咬合力の負担には限界があります。
インプラントならご自分の歯かそれ以上の咬合力で咀嚼できます。

 

咀嚼偏り極度咬合磨耗右下側面.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.24更新

金属除去後の虫歯をセラミックで修復


左上の奥歯です。
第一大臼歯の金属を除去したところ虫歯が広がっていました。


2013-5-24-1.jpg


両隣の金属も除去して、セラミックインレーとクラウンで修復しました。
将来の展望として金属を使用しないメタルフリーの治療が主流になると考えられます。
やむを得ず金属を使用する場合はアレルギーの少ないチタン金属が多く使われる事に
なると考えられます。


2013-5-24-2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.22更新

金属アレルギーのテストで陽性反応 その2


上顎全体像です。
奥歯を中心に多くの金属の詰め物、被せ物があります。


金属アレルギー8-上顎術前.jpg


全ての金属の詰め物を除去しました。
セラミックもしくは歯科用樹脂で修復しました。


金属アレルギー8-上顎術後.jpg

 

下顎全体像です。
奥歯を中心に多くの金属の詰め物、被せ物があります。

 

金属アレルギー8-下顎術前.jpg


全ての金属の詰め物を除去しました。
セラミックもしくは歯科用樹脂で修復しました。

 

金属アレルギー8-下顎術後.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.21更新

金属アレルギーの検査で陽性反応


顔に赤いぶつぶつ(発疹)ができました。
皮膚科を受診したところ金属アレルギーの疑いがあり、検査したところ陽性反応がでました。
厚生労働省で認可された歯科用金属は詰め物として頻繁に使用されています。
まれにその金属にアレルギー反応を起こす方がいます。

歯科用金属は単体ではなく合金としてクラウン、ブリッジなどに使用されます。
金、銀、パラジウムなどの種々の金属を混ぜて合金としますので、
パッチテストでどの種類の金属にアレルギー反応があるか確かめます。

 

金属アレルギー8-左下術前.jpg

 

陽性反応が出た場合は口腔内から金属を全て除去するのが望ましいのです。
除去した後はセラミック(陶材、ガラス)、硬質レジン(歯科用樹脂)などで修復します。


金属アレルギー8-左下術後.jpg

 

金属アレルギー8-左上術前.jpg

 

金属アレルギー8-左上術後.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.20更新

右上第二大臼歯の虫歯を即日治療

 

虫歯の穴に食べ物が詰まるという事で来院されました。

右上の第二大臼歯です。
象牙質の深部にまで黒い虫歯が広がっています。
幸いにして痛みなどの症状が無いという事ですが、見ての通り虫歯で大きく欠損しています。


右上第二大臼歯CRー1.jpg


黒変した罹患歯質を除去後、歯髄を保護する薬剤を充填します。
その上から硬質レジン(歯科用硬質樹脂)を充填し1回の治療で終了します。
ここまで大きな虫歯になる前に早めの治療をお勧めします。
定期的に来院され検診する事が大事です。


右上第二大臼歯CR-2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.18更新

二十歳になった現在と五年前の口腔内比較  その2

 

下顎の全体像です。
第二大臼歯の後方に第三大臼歯(親知らず)が斜めに生えてきました。


五年前と二十歳の現在5.jpg


右側です。

五年前と二十歳の現在右.jpg


左側です。
斜めに生えてきた親知らずの治療方法は抜歯です。
本人の希望で抜きたくないという場合は周囲炎を起こさないようにブラッシングを丁寧にして
経過を観察していきます。
風邪をひいたり疲労で体調を崩した時は腫れやすいので特に注意してブラッシングしていただきます。通常の歯ブラシでは磨きにくいので先の細い筆の様な歯ブラシを使用すると効率良く磨けます。

 

五年前と二十歳の現在左.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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