歯根破折
2013.06.14更新
歯根破折
右側に咬合すると痛みというよりは違和感があり来院されました。
歯周病が原因である可能性が高いと思い診査しました。
良く見ると縦に亀裂が入っていました。
通常、歯根破折は強烈な痛みを生じますが、この方は違和感が主でした。
亀裂を探ってみると歯根まで縦に続いていました。
縦に真っ二つに割れた歯は保存不可能です。
抜歯しました。
年齢とともに歯は硬く脆くなります。
強く咬むのは控えたほうが良いのかもしれないですね。
投稿者:
2013.06.14更新
歯根破折
右側に咬合すると痛みというよりは違和感があり来院されました。
歯周病が原因である可能性が高いと思い診査しました。
良く見ると縦に亀裂が入っていました。
通常、歯根破折は強烈な痛みを生じますが、この方は違和感が主でした。
亀裂を探ってみると歯根まで縦に続いていました。
縦に真っ二つに割れた歯は保存不可能です。
抜歯しました。
年齢とともに歯は硬く脆くなります。
強く咬むのは控えたほうが良いのかもしれないですね。
投稿者:
2013.06.12更新
下顎第二小臼歯セラミッククラウン
下顎第二小臼歯です。
被せていたクラウンが外れました。
内部は虫歯が進行していました。
罹患歯質を除去した後、土台をしっかりと構築します。
再度クラウンで被覆する事にしました。
今回は金属ではなくセラミッククラウンで被せます。
投稿者:
2013.06.11更新
下顎第二小臼歯セラミックインレー
下顎第二小臼歯です。
金属の詰め物(インレー)の直下で虫歯が再発しました。
かなり深いところまで進んだ虫歯でしたが神経までは達していませんでした。
歯髄保存処置を施した後、再びインレーで修復します。
今回は金属ではなくセラミックインレーを選択しました。
投稿者:
2013.06.10更新
上顎前歯の凸凹をきれいに
以前から気にしていた前歯をきれいに治す事になりました。
治療方法は2通りです。
1、表面を歯科用樹脂(硬質レジン)でコーティングする。
2、表面にセラミックのシェルを接着する
1の方法の利点は歯の表面を一切削らずに治療します。
欠点は透明感が無く経年変化で変色、劣化します。
2の方法の利点は透明感があり経年変化しません。
セラミック(ガラス系)の表面には汚れが付着せず、着色もしません。
欠点は歯の表面を少し削る事とセラミックシェルが稀に剥がれる事です。
今回は1の方法を選択しました。
今までの凸凹の表面からつるつるの表面になり輝きと白さを取り戻しました。
投稿者:
2013.06.08更新
虫歯で根っこだけ残った歯をインプラントで修復
上顎の奥歯です。
残根状態の歯は第一大臼歯です。
保存不可能で抜歯しました。
前後の歯はあまり丈夫でないのでブリッジには設計上無理があるという事を説明しました。
インプラントを埋入して三ヶ月経ちました。
セラミッククラウンをネジ止め式で設計しました。
最近はセラミッククラウンにネジ止め式を好んでいます。
理由はセラミックの美しさとネジ止め式のメインテナンスのしやすさです。
投稿者:
2013.06.07更新
歯が痛いと来院
歯が痛いので見てくださいと母親が子供を連れて来院されました。
虫歯で痛みが生じていると思い込んでいました。
拝見すると歯には痛みの原因は無く、ほっぺの内側に口内炎がありました。
痛みの原因は口内炎だったのです。
この子にとっては初めての経験だったのでどこが痛いのか良くわからなかったのでしょう。
口内炎の原因は風邪、疲労、お腹をこわしたなどによる体調不良が主なものです。
体調を整えると自然に治癒します。
これから暑い夏を迎えます。
冷たい物を取りすぎてお腹をこわさないように注意しましょう。
投稿者:
2013.06.05更新
歯周病で前歯が離開した隙間を矯正 その2
前日のブログは裏側から見たところです。
その2では真上から見たところです。
歯周病が進んだ結果、奥歯を多数抜歯しています。
奥歯が無い状態では咬合支持は前歯だけになります。
負担過重となり前方へと移動してきます。
この状態から奥歯を修復する方法は
インプラントもしくは義歯になります。
いずれにせよ奥歯をしっかり再構築することにより
前歯の咬み合わせも安定します。
投稿者:
2013.06.04更新
歯周病で前歯が離開した隙間を矯正
下顎前歯を裏側から見たところです。
前歯が離開してかなりの隙間があります。
原因は歯周病です。
歯周病が進んでくると歯を支持する歯槽骨が吸収されてグラグラしてきます。
舌で押されて前方へと移動してきました。
奥歯を歯周病で喪失していたので前歯への負担が過大になったのも隙間が生じた原因です。
前方転移と傾斜を是正します。
見た目も改善しますが、本来の位置に歯並びが矯正されて咬合力をしっかりと受け止め、
咀嚼や、発音も改善されます。
投稿者:
2013.06.03更新
歯間の虫歯は両隣の歯にできやすい
下顎の第二小臼歯と第一大臼歯の間が虫歯になりました。
歯間にできた虫歯は両方の歯にできやすいのです。
歯間にプラークが停滞してできる虫歯なので、このすき間のプラークコントロールが
虫歯予防には重要です。
歯ブラシの毛先が届かないすき間はデンタルフロス(糸ようじ)を使用します。
虫歯の黒変した部位が白く美しく治りました。
この健康状態を保つのは毎日のフロス使用です。
継続する事は大変でしょうが必要性を考えて、日常の生活の中にこの習慣を取り入れましょう。
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2013.06.01更新
上下の側切歯のスペース不足
正面から見たところです。
真ん中の2本を中切歯とよびます。その隣に生えてくる歯は側切歯とよびます。
その側切歯の萌出スペースが不足しています。
上顎を咬合面から見たところです。
中切歯が平行ではなく角度が付いてV字に生えています。
側切歯の萌出スペースが不足しているのがはっきりとわかります。
下顎を咬合面から見たところです。
側切歯の萌出スペースが足りず内側に生えてきました。
萌出スペースの確保が大切です。
そのために歯列弓の側方拡大を行います。
着脱式の側方拡大装置を装着します。
下顎も上顎と同じく側方拡大が必要です。
成長発育期の歯列矯正は顎骨の成長の方向、速度、量を調整しやすいので、
生体への無理なひずみを生じさせる事なく、顎関節などへの負担も少なくなります。
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