医院ブログ

2013.08.09更新

歯ブラシによる歯ぐきの退縮


自己流で歯ブラシを使っている方が大半です。
それなりに磨けているのですが中には歯ぐきを傷つけたり、歯の表面のエナメル質や象牙質を
磨耗させたりしている方がいます。


下顎前歯フェストーン1.jpg


下顎前歯の写真です。
歯ぐきが下がって歯根表面が露出しています。
歯根表面は磨耗して窪んでいます。
下がった歯ぐきは帯状に膨らんでいます。
原因は歯ブラシの使い方にあります。
強い力で横磨きをするために歯ぐきが下方に押しやられているのです。


下顎前歯フェストーン2.jpg


このような歯磨きを続けていると歯根の磨耗と露出がひどくなる一方です。
適切な歯ブラシの使い方を学びましょう。
虫歯や歯周病の予防法は歯ブラシが教えてくれます。


下顎前歯フェストーン3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.07更新

インプラントの治療手順・流れ


保存不可能な根っこがあります。
抜歯と同時にインプラントを即時に埋入します。
これなら外科処置が一度で済みます。

 

インプラント治療の流れ1.jpg


約3ヶ月間の治癒期間を置きます。
その間にインプラントは周囲の骨と結合して咬合力に耐えられまでに強固になります。


インプラント治療の流れ2.jpg


3ヵ月後にインプラント周囲の歯肉をきれいに切除して整えます。
型(印象)を採取して次回クラウンをセットします。


インプラント治療の流れ3.jpg

 

ネジ止め式のクラウンを装着します。
ネジ穴は仮封しますので日常生活には支障ありません。
ネジ止め式にする理由は取り外して完璧なメインテナンスが可能だからです。

 

インプラント治療の流れ4.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.06更新

オールセラミッククラウンで自然な色・形の前歯が復活


前歯が不自然な感じで気になるので自然な感じにきれいに治したいという理由で来院されました。
歯並びが気になるのかと思い聞いてみたら、八重歯ではなくその手前のクラウンをきれいにしたいという事でした。
八重歯が目立つのは我慢できるのですが、手前の歯の根元の変色がより気になるので何とか
したいという思いで来院されたのです。

 

右上2マージン黒変セラミック1.jpg

 

よく見るとクラウンの境界が黒くて、根元が膨らんでいます。

 

右上2番拡大術前.jpg

 

オールセラミッククラウンで修復しました。
メタルフリーなので金属色の境界は無くなり自然な色合い、形態になりました。

 

右上2マージン黒変セラミック2.jpg

 

希望が叶って喜んでもらえました。

 

右上2番拡大術後.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.05更新

汚れ(ステイン)が付着しにくいセラミッククラウン


この方の嗜好品がタバコとコーヒーです。
歯の表面にはタバコのヤニ(ニコチン、タール)、コーヒー等の色素(タンニン)が沈着して汚れてきます。
自分の歯の汚れ(ステイン)とは対照的セラミッククラウンは白く輝いています。

 

セラミックは汚れが付着しにくい頬.jpg

 

歯にステインが沈着するのは?

エナメル質表面は唾液が付着して作られるぺリクルという膜で覆われています。
その膜の上にコーヒー、お茶のタンニン、タバコのニコチン等が唾液中のカルシウムや金属イオンと結合してできたものが沈着してステインになります。

 

セラミッククラウンは汚れが付着しにくい舌側.jpg


セラミッククラウンがいつまでも白いのは?
セラミッククラウンの表面にはぺリクルが存在しないからです。
従ってステインは沈着しません。


セラミッククラウンは汚れが付着しにくい咬合面.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.03更新

透明で目立たない矯正装置


前歯が出ているのと歯のすき間が気になって来院されました。
横から見ると前歯の傾斜とすき間が良くわかります。


透明な矯正装置13,8-1.jpg


目立たない矯正装置を希望されましたので
このように透明で取り外しのできる装置を入れました。
この装置は月に一度来院してもらい装置を新たにします。
歯の移動とともに歯型を取り、歯の移動を予測した新しい装置を入れます。

 

透明な矯正装置13,8-2.jpg


見える矯正装置(ワイヤー&ブラケット金具)よりは治療期間が若干長くなります。
期間が長くなりますが装置が目立たない分、治療に対するストレスは軽減されるようです。

お望みのきれいな歯並びになりました。

 

透明な矯正装置13,8-3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.02更新

上唇のスジ(小帯)が張っている その2


7月24日の続きです。
本人、保護者同意の下に外科処置をしました。
術後の腫れや痛みも無く経過良好でした。
1週間後の治癒の状態です。
張っていたスジは無くなり、口唇は自由に伸びるようになりました。

 

上唇小帯切除術前、術後1.jpg

 

上唇小帯切除術前、術後2.jpg

 

歯間に存在する小帯の繊維性組織をしっかり掻爬しました。
すき間が無くなり、ぴったりとくっ付いてきれいな歯並びになる事でしょう。


上唇小帯切除術前、術後3.jpg


上唇が自由に動くことにより発音障害等の機能障害は無くなります。
歯ブラシも上手にあたって磨きやすくなるでしょう。


上唇小帯切除術前、術後4.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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