医院ブログ

2013.11.30更新

咬み合わせが原因の前歯の磨耗・破折 その9


66歳の男性です。
歯磨きはしっかりとできていて、お口の清掃状態は良好です。
虫歯や歯周病の定期的な管理も怠っていません。
食事に困る事は無く何でも良く咬めます。


咬み合わせ原因前歯磨耗その9-1.jpg

 

縦に、無数の細かいひび割れが見えます。
固い物を好んで食べるそうですが、前歯のひびや先端の破折は
それだけが原因ではなさそうです。


咬み合わせ原因前歯磨耗その9-2.jpg

 

下顎の前歯の歯並びが凸凹しています。
良く咬める位置を探して常に同じ所が強く咬合する事が
磨耗・破折の原因になっていると思われます。

 

咬み合わせが原因前歯磨耗その9-3.jpg

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.29更新

上顎義歯を外してインプラントを入れました


60歳代の男性です。
上顎の奥歯が左右ともに欠損しています。
この部分に義歯を入れて歯の無い所を補っていました。


義歯の煩わしさ、違和感、咬みにくさ、異物感、発音障害、バネが見える審美障害、取り外す手間
バネが架かる歯の負担、、、、、などなど

この事をクリアにするのはインプラントが一番であると思い来院されました。

 

上顎義歯をインプラントにー2.jpg

 

左側は大臼歯1本、右側は小臼歯2本・大臼歯1本のブリッジにしました。
インプラントは左側1本、右側2本の計3本で対処しました。
3本のインプラントで義歯の煩わしさから開放されました。

 

上顎義歯をインプラントにー3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.27更新

下顎前歯が内側に凹んでいるのをセラミックで修復

 

60歳代女性の下顎前歯です。
真ん中2本が内側に凹んでいるのを長年気にしていました。
写真を撮ると前歯2本があたかも無いかのように黒く写るそうです。
会話も相手の視線が気になって、つい手で口元を隠してしまう事が多くなりました。

 


下顎前歯セラミックベニア、前.jpg

 

セラミックベニアという治療法を選択しました。
歯を削らずに表面のエナメル質にセラミックの薄いシェルを接着させる方法です。
歯を削らないという事が安心に繋がります。
型を採ってその後セットで2回で治療が終了します。
セラミックの透明感、白さが自然な美しさを表現します。

 

下顎前歯セラミックベニア、後.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.26更新

乳酸菌飲料の飲み方、回数に注意しましょう

 

三歳のお子さんです。
母親がお腹に良いという事と健康のために乳酸菌飲料を与えていました。
乳酸菌飲料は酸性度と糖分が高くて容易にエナメル質を脱灰させます。
だらだら喰いや、だらだら飲みは止めましょう。
できるだけ食後に飲ませてから、直ぐに歯磨きをしましょう。


乳酸菌飲料の多飲.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.25更新

下顎第一大臼歯シーラント


下顎の奥歯です。
手前が第二乳臼歯で奥が第一大臼歯です。
両方とも歯の溝が虫歯で茶色く穴が空いています。
手前の乳歯は削って詰める予定です。

 


下顎第一大臼歯シーラント前.jpg

 

奥の永久歯はエナメル質を削らずに対処します。
シーラントという初期虫歯裂溝充填剤を詰めます。
シーラントはフッ素徐放性で虫歯の予防効果が持続します。
溝が滑沢になりプラークを除去し易くなります。

 

下顎第一大臼歯シーラント後.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.24更新

過蓋咬合とは 

上の前歯が下の前歯に深くかぶさっているかみ合わせ

下顎が上顎に比べて小さい場合や、下顎がいつも後ろに下がっている場合に見られます。
咬み合わせがきゅうくつな感じがします。


過蓋咬合正面.jpg

 


過蓋咬合左.jpg

 

 

過蓋咬合右.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.22更新

グラついてる歯をワイヤー固定


グラついてる歯があると思うように咬めません。
食事も固い物を避けて軟らかい物を加減して食べるので美味しくありません。

歯がグラついてくる原因 
●歯周病で歯を支持する歯槽骨が吸収
●矯正治療による歯の移動
●外傷などの外部からの力による脱臼
●急性期の炎症


可能な限り上記の原因を除去・改善した後、接着性セメントで暫間固定します。

この方は歯周病で歯が動揺し移動して歯列が乱れたために歯周治療と矯正治療を施しました。
その後、暫間固定をしました。


動揺歯をワイヤー固定1.jpg

 

接着性セメントだけでは強度が足りずに接着が外れてしまうことがあります。
歯に加わる力がセメントの強度を上回る場合はワイヤー固定します。
ワイヤーとセメントを合わせると強度が数倍増します。
これでかなり硬い物が咬めるようになります。

 

動揺歯をワイヤー固定2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.18更新

第一大臼歯の大きな虫歯をセラミックで修復

 


下顎第一大臼歯です。
大きな虫歯で歯冠が大きく崩壊しています。
幸いにも神経までは達しておらず神経を保存することができました。
欠損部分を充填剤で補い歯髄保護します。

 

大臼歯の大きな虫歯をセラミックで13,11-1.jpg

 

金属の修復に比べると自然な白さで美しいクラウンが入りました。
セラミックは無機質な素材でプラークが付着しにくいのも特徴の一つです。

 

大臼歯の大きな虫歯セラ13,11-2ミック.jpg

 

 

大臼歯の大きな虫歯をセラミック13,11-3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.16更新

歯列の狭窄と第二小臼歯の萌出スペース不足

 


歯列弓が左右に圧迫されています。
なぜこのような歯列になったのかわかりませんが予測としては
歯は頬と舌の間のスペースに萌出してきますので頬側の力が強く内側に押しつけられるように
なった可能性があります。
後から生えてくる第二小臼歯の放出スペースが不足して内側に生えてきたために狭窄が更に強調されてみえます。
第一大臼歯と第一小臼歯が萌出した後から生えてくる第二小臼歯には内側にしか萌出スペースがありません。

 

歯列弓の狭窄と第二小臼歯のスペース不足ー上.jpg

 

下顎も上顎と同様です。
第二小臼歯と前歯の放出スペースがあります。

乳歯から永久歯へ生え換わる時期に放出スペースを確保して適切な歯列に誘導することを

咬合誘導 といいます。

永久歯列になった今は咬合誘導はできません。
正常な咬合を得るためには上下左右の4本の第二小臼歯を抜歯して矯正治療をおこないます。
これから矯正治療を開始すると健全な歯並びになるのですが体、顎、咬合等にストレスが加わります。
咬合誘導は永久歯が萌出する生体が本来持っている力を利用するのでストレスが軽く理にかなった矯正方法です。

 

歯列弓の狭窄と第二小臼歯のスペース不足下.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.11.15更新

歯ぐきにできたニキビのような膨らみ


上顎前歯の歯ぐきにニキビのような膨らみができました。
痛みや不快感などの症状が無かったので気づいてはいたのですが放置していました。


上顎前歯フィステル1.jpg


根っこの先端付近にできるニキビ状の膨らみは
神経が細菌感染により壊死した結果生じます。
根尖付近の骨が溶けて膿が溜まりそれが外部に漏れてきます。


上顎前歯フィステル2.jpg

 

放置しておくと骨吸収が進んで治療が難しくなり、更には予後不良になりやすいのです。
根っこの中をきれいに清掃してお薬を詰めた後はレントゲン検査で定期的にチェックします。
ニキビ状の膨らみを見つけたら放置せずに早めの受診を心がけましょう。


上顎前歯フィステル3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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