医院ブログ

2013.08.26更新

虫歯になり易い部位 その2


上顎前歯を裏側から見たところです。
真ん中の歯の隣の歯が左右ともに虫歯になっています。
この部位は窪みがあって汚れが落ちにくく磨きにくい部位です。
窪みが深く中まで裂溝が続いている歯もあります。
検診では当然ながらこの部位もチェックしますので窪みが深く虫歯になり易い
状態が見つかったら予め予防処置を施す事もあります。

 

虫歯になり易い部位 その2-1.jpg

 

左側の虫歯が特に深くまで進行していました。
定期検診の重要性を再認識させられる症例です。
早期発見早期治療が必要ですが、それよりも大事な事は虫歯の予防です。
いずれにせよ定期検診の必要性はいうまでもありません。

 

虫歯になり易い部位 その2-2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.23更新

虫歯になり易い部位


以前にも何回か書きましたので過去の記事も参考にしていただけると幸いです。
下顎第一大臼歯の頬側面には縦に走る裂溝があります。
この溝はけっこう深く窪んでいて磨くのが困難な箇所です。
因って萌出直後に虫歯になってしまう子がいます。
第一大臼歯の萌出時期はおおよそ6歳です。
この写真の子は15歳で萌出から9年経過しています。


下顎第一大臼歯頬側裂溝側面.jpg


奥が第二大臼歯でその手前が第一大臼歯です。
上から見ると第二大臼歯に比べて第一大臼歯は頬側面が窪んで裂溝があるのが判ります。


下顎第一大臼歯頬側裂溝咬合面.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.21更新

萌出間もない永久歯の虫歯


手前が乳歯、奥が永久歯です。
奥の永久歯は第一大臼歯で六歳頃に萌出してきます。
萌出して間もないのに既に虫歯で穴が空いています。
手前の乳歯は虫歯で治療した痕があるにもかかわらず再発しています。
プラークコントロールができていない口腔内環境では萌出直後の永久歯は
直に脱灰してしまいます。
幼弱永久歯のエナメル質は結晶構造が粗く脱灰しやすいのです。
エナメル質は唾液中のカルシウム等のミネラル分を取り込んで結晶構造が緻密になります。
よって年齢を重ねる程、耐酸性が向上して脱灰しない硬いエナメル質に成長していきます。

 

鈴木 優斗_2013.08.09_A004.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.08.09更新

歯ブラシによる歯ぐきの退縮


自己流で歯ブラシを使っている方が大半です。
それなりに磨けているのですが中には歯ぐきを傷つけたり、歯の表面のエナメル質や象牙質を
磨耗させたりしている方がいます。


下顎前歯フェストーン1.jpg


下顎前歯の写真です。
歯ぐきが下がって歯根表面が露出しています。
歯根表面は磨耗して窪んでいます。
下がった歯ぐきは帯状に膨らんでいます。
原因は歯ブラシの使い方にあります。
強い力で横磨きをするために歯ぐきが下方に押しやられているのです。


下顎前歯フェストーン2.jpg


このような歯磨きを続けていると歯根の磨耗と露出がひどくなる一方です。
適切な歯ブラシの使い方を学びましょう。
虫歯や歯周病の予防法は歯ブラシが教えてくれます。


下顎前歯フェストーン3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.30更新

金属の詰め物と歯のすき間


検診のために来院されました。
問診では日常生活で特に気になる事や異常はないという事でした。
精査して見ると上顎第一大臼歯に詰めていた金属と歯の間にすき間が見つかりました。

冷たい物や甘い物に沁みたり痛みを感じたり、
舌ざわりで異常を感じたり、
歯間に物が詰まりやすくなったり、
咬合痛や歯が浮いた感じがしたり、

等の症状があると、もしかしたら虫歯かなと疑いますが、症状が無いと自覚すらできません。

検診では視診、レントゲンによるX線診、などで多角的に診査します。
小さな異常も早期に見つかります。
早期発見、早期治療で一生自分の歯で過ごしましょう。

 


金属と歯のすき間.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.06.29更新

奥歯の溝は磨きにくい


下顎の奥歯です。
第一、第二大臼歯の咬合面です。
複雑な溝の形態をわかりやすくするために紫色に染めたのではありません。
この染色液はプラークが付着して汚れているところだけが染め出されるのです。
手前の第一大臼歯よりも奥の第二大臼歯がより汚れています。
奥まで歯ブラシを届かせるのは結構難しいです。
溝に入り込んだプラークを除去するためにはかなり小刻みに、微細に歯ブラシを動かす必要があります。
正しく磨けているかどうかを確認したい方は是非一度染め出しをしてみてください。

 

奥歯の溝は磨きにくい.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.28更新

下顎大臼歯の溝に虫歯ができて来院

 

冷水痛が多少あるので鏡で観察したのですが奥歯なので良く見えなかった。
下顎の大臼歯の溝が虫歯らしいので見てほしいと来院されました。


下顎大臼歯裂溝う触1.jpg


表面のプラークを清掃して、虫歯の罹患歯質を除去しました。
第一と第二大臼歯の咬合面に象牙質に達する虫歯です。
若年者のう触の進行はかなり早く、あっという間に深いところまで達します。
忙しい時期こそ 定期検診を受けて虫歯の予防に努めましょう。


下顎大臼歯裂溝う触2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.20更新

右上第二大臼歯の虫歯を即日治療

 

虫歯の穴に食べ物が詰まるという事で来院されました。

右上の第二大臼歯です。
象牙質の深部にまで黒い虫歯が広がっています。
幸いにして痛みなどの症状が無いという事ですが、見ての通り虫歯で大きく欠損しています。


右上第二大臼歯CRー1.jpg


黒変した罹患歯質を除去後、歯髄を保護する薬剤を充填します。
その上から硬質レジン(歯科用硬質樹脂)を充填し1回の治療で終了します。
ここまで大きな虫歯になる前に早めの治療をお勧めします。
定期的に来院され検診する事が大事です。


右上第二大臼歯CR-2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.17更新

二十歳になった現在と五年前の口腔内比較

 

五年前の上顎です。


五年前と二十歳の現在1.jpg


五年前の正面観です。


五年前と二十歳の現在2.jpg


五年前の下顎です。


五年前と二十歳の現在3.jpg

 

二十歳になった現在の上顎です。


五年前と二十歳の現在4.jpg


二十歳になった現在の下顎です。


五年前と二十歳の現在5.jpg


五年間で上下左右の親知らずが4本生えてきました。
下顎はまっすぐではなく水平方向に生えてきました。

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.07更新

糸ようじの必要性 その3

 


フロスの必要性その3-1.jpg

 


フロスの必要性その3ー2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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