歯ぎしりが原因で先端が欠けた前歯
2013.05.31更新
歯ぎしりが原因で先端が欠けた前歯
歯ぎしりは夜寝ているときに無意識にします。
上下の歯がかなりの力で擦れます。
その結果 歯の先端がやすりをかけたように平らに磨耗します。
歯ぎしりは水平方向への力で平らに磨耗します。
上下の前歯の先端は磨耗していて、一部分が欠けています。
先端の一部分が欠けているのは垂直方向への力(噛みしめ・食いしばりなど)
が原因と考えられます。
エナメル質表面にも垂直方向の力による縦方向へ亀裂が多数見られます。
最近では 歯ぎしりを発現させる原因は ストレス開放のエネルギーによるものと思われています。
そのように考えると睡眠中無意識の行われる歯ぎしりは健康状態を維持するうえで必要な事なのかもしれません。
しかし、歯が擦れて磨耗して欠けていくのを放置するわけには行きません。
歯ぎしりを止める事はできないので、歯を保護するために
厚さ約2ミリの軟らかいシリコンで作ったマウスピースを装着して就寝します。
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