医院ブログ

2013.03.16更新

下顎両側奥歯の欠損をインプラントで修復


下顎の奥歯が左右ともに欠損しています。
義歯は取り外しなど不自由な事があるのでインプラントを選択されました。
左右の臼歯の欠損歯数は6本です。
これを4本のインプラントで補います。


下顎両側スクリューインプラント1.jpg

 

スクリュー固定式にしました。
一番のメリットは取り外してメンテナンスが可能なことです。
長期の使用を可能にするためには定期的な検査が重要です。

自動車に例えるなら車体はインプラント、上部構造のクラウンはタイヤに当てはまります。
タイヤは磨り減ったら交換します。
上部構造のクラウンも咬合による磨耗などで補修が必要です。
よってリペアー可能にするのは大事なことです。

 

下顎両側スクリューインプラント2.jpg

 

スクリューの穴は目立たないように仮封材を埋めますので
見た目も、咬み心地も気になりません。

 

下顎両側スクリューインプラント3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.15更新

上顎の第二大臼歯をきっちり磨くのは難しい

 

上顎の奥歯は歯ブラシが届きづらいので虫歯になりやすい箇所です。
磨けたかどうか視認したいのですがそれも困難な箇所です。
第二大臼歯などは特に見えません。


上顎第二大臼歯の虫歯1.jpg


なので自分で気づかないうちに虫歯が進んでしまう場合があります。


上顎第二大臼歯の虫歯2.jpg


少なくとも半年に一度は検診しましょう。


上顎第二大臼歯の虫歯3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.13更新

根元から折れた歯を引っ張り出しました


咬んだ拍子に歯が折れてしまいました。
真っ二つに折れたのが歯ぐきの中、深いところです。
この状態ですと治療が困難なので
残った根っこを再利用すべく引っ張り出します。


根元から折れた歯を引っ張り出します1.jpg

 

ゴムで牽引します。
1~2ヶ月で挙上してきますので、土台を立て直してみます。
仮歯を入れて様子をみて問題なければ新しいクラウンを被せます。
まれに確認できない ひび割れが存在していて
咬合痛が生じた場合は
折角 ここまで治したにもかかわらず抜歯に至る事もあります。
破折、ひび割れはなかなか厄介です。

 

根元から折れた歯を引っ張り出します2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.12更新

以前治療した金属の境目から新たな虫歯


虫歯の治療で厄介なのは再発する事です。
治したところは新たな虫歯の好発部位になります。
虫歯を治療しても虫歯になるリスクが軽減したわけではありません。
むしろリスクが高まったと思ってよいでしょう。
歯ブラシやフロスでプラークコントロールをきっちりしましょう。

自分では気づかない小さな虫歯も定期検診で早期発見早期治療をしましょう。

 


治療した金属の境目から新たな虫歯.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.11更新

表側はきれいに磨いけているのですが裏側は難しい


凸凹の歯並びです。
これだけ凸凹しているときれいに磨くのはなかなか難しいのですが
見ての通りきっちり磨けています。

 

きれいに磨いているのですが裏側1.jpg


側方から見ても歯と歯の間もきっちり磨けています。
かなり器用に歯ブラシを使用しているのが判ります。


きれいに磨いているのですが裏側2.jpg


裏側のへこんだ所には歯ブラシは届いていないようです。
さすがに、視認できる表側の様には見えない裏側は磨ききれません。
スケーリングや歯面清掃する事で普段歯ブラシが届かない隅々まできれいにできます。
半年に一度は定期検診を受けましょう。

 

きれいに磨いているのですが裏側3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.09更新

下顎第一、第二小臼歯の虫歯


左下の第一、第二小臼歯が揃って同じ位置に虫歯ができています。
歯と歯の間の虫歯はフロスで防ぎます。
この程度の大きさなら症状が出ていても不思議ではありません。


下顎第一、第二小臼歯遠心C、1.jpg


虫歯の深い処は神経への刺激を遮断するセメントを詰めます。


下顎第一、第二小臼歯遠心C,2.jpg


後は治療の痕跡を残さないように自然な感じを再現して修復します。
金属の修復はあまりきれいとは言えません。
極力、歯と同じ色が再現できる材質の詰め物(セラミックかレジン)を充填します。


下顎第一、第二小臼歯遠心C、3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.08更新

上顎前歯のすき間は歯周病が原因? その2


昨日の続きです。
昨日は71歳で、今日の写真は65歳の女性です。
虫歯の予防と歯周病の管理はできています。
しかしながら下顎前歯による上顎前歯の突き上げですき間が生じてきています。

すき間を閉じる事は矯正装置の装着で可能です。

しかし、両者ともに本人の希望でこのままの咬合状態を維持して
矯正処置は行わない事にしました。

 

上顎前歯のすき間は歯周病が原因2-正面.jpg

 

 

上顎前歯のすき間は歯周病が原因2-開口.jpg

 


上顎前歯のすき間は歯周病が原因2-左.jpg

 

 

上顎前歯のすき間は歯周病が原因2-右.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.05更新

腐食した銀合金

 

お口の中に長年存在していた金属が黒く変色しています。
本人のおぼろげな記憶から推測して約30~40年が経過しています。

 

腐食した銀合金右上4番1.jpg

 

腐食して劣化していますので直ちに除去しました。
除去した後にはひび割れが見られます。
幸いにも冷水痛や咬合痛などが無いのでそのまま修復可能です。

 

腐食した銀合金右上4番2.jpg

 

歯科用樹脂(ハイブリッドレジン)を充填します。
詰めた処は異常がないか定期的に検診しましょう。

 


腐食した銀合金右上4番3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.04更新

典型的なエナメル質形成不全


一見すると虫歯のようですが良く見ると左右対称にエナメル質が欠損しています。
何らかの原因でエナメル質の形成される時期にそれが阻害されたのです。
実質欠損は歯科用樹脂(硬質レジン)を充填します。


両側第一大臼歯.jpg

 

ここまで左右対称に発現したエナメル質形成不全は稀です。


左下第一大臼歯.jpg

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.02更新

擦り減った原因は

 

 

右側から犬歯、第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯の順番で並んでいます。
犬歯の先端が極端に擦り減っています。
第一小臼歯の根元が擦り減っています。

原因は、、、、

●年齢による自然なもの
非常にきれいな状態で歯ぐきもピンク色で若々しいのですが69歳の男性です。
長年咬んでいると擦り減ってくるのもやむを得ないのです。

●異常な咬合力
垂直的な咬合力 くいしばり 歯の根元が擦り減ります
水平的な咬合力 歯ぎしり  歯の先端が擦り減ります

定期検診で異常な咬合力をチェックしましょう。

 

擦り減った原因は1.jpg

 


擦り減った原因は2.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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