一般歯科(虫歯治療)

一般歯科(虫歯治療)

当院の虫歯治療の特徴

大切な歯を「できる限り抜かない、削らない」方法で、身体への負担が少ない治療を心がけています。具体的には、虫歯があるからといってすぐに治療をするのではなく、必ず口腔内の写真を撮り、お口の中の状況をしっかりと把握します。その上で、削るべき歯なのか、経過観察して判断すべき歯なのかを的確に判断いたします。

特に初期の虫歯に関しては、再石灰化できる場合もあります。まずは削らずに、フッ素やフロスでコントロールし、定期的に写真を撮りながら、比較検討することが重要です。

【一般歯科(虫歯治療)】できるだけ痛くない虫歯治療をめざして

「歯医者=虫歯を治す場所」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。子どもの頃に虫歯になって、歯医者で歯を削られて、歯医者が嫌いになったという方も多いのは歯科医としては悲しいところです。
初期段階の虫歯でしたら、フッ素入りの歯磨き粉を用いて丁寧なブラッシングを行えば、改善することもあります。しかしながら、虫歯が進行してしまいますと、削る治療が必要です。
歯を削る治療の場合、できるだけ痛くない虫歯治療を心がけているのが、当院の特徴といえます。それは、私自身、子どもの頃は歯医者がキライだったという経験があるからです。
このページでは当院の痛みの少ない治療についてご説明させていただきます。

痛くない治療の取り組み

当院では麻酔をする際には、一番細い針を使用しています。針の大きさを極細にすることで、より痛みを減らすことができます。また、麻酔をする際には「稼働粘膜」(痛みを感じにくいポイント)に針を刺すことで、痛みの少ない治療をおこなうことができます。

極細の麻酔針の使用で、無痛麻酔を

  • 一番細い麻酔針を使用

当院では、33Gという一番細い麻酔針を使用しています。鍼灸治療に行かれた方はおわかりかと思いますが、極細の針を使えばほとんど痛みを感じることはありません。また、打つ場所・打ち方などを工夫することで、より痛みを減らすことができます。そうした工夫のおかげか、治療を受けながらウトウトしてしまう方もいらっしゃいます。

できるだけ抜かない・削らない治療を

●身体への負担の少ない治療を


当院の虫歯治療では、大切な歯を極力抜かない・削らない治療を行わせていただきます。
治療前、治療後に口内の写真を撮影し、経過を見ながら、削るべき歯かそうでない歯がどうかを的確に判断できることが、当院の特徴のひとつ。
特に初期の虫歯に関しては、削らずにフッ素やフロスでコントロールします。その後、定期的に写真を撮り、比較検討することが大切です。

虫歯治療の実際の治療内容

虫歯になる原因

虫歯になる原因の多くは唾液量にあります。年齢を重ねるごとに唾液の量は減っていくものですが、睡眠中に口を開けて寝る方も、唾液の量が不足しています。
唾液には、酸で溶かされた歯を再生させる力や、虫歯菌が出した酸を中和させる働きがあります。唾液の量が増えることにより、歯は溶かされやすくなり、再生もできなくなるため、虫歯になりやすくなります。
また、歯の遺伝も大きく関わっています。しっかり磨いていても虫歯になりやすい方は、歯を再石灰化させる力が弱い可能性があります。しかし、口腔内をしっかりチェックすることで虫歯を防ぐことができるため、定期的に健診を受けることが重要となります。

知っていますか?虫歯の進行とその治療方法

CO(Caries Observationシーオー:初期虫歯)

穴があいたり、黒くなっている状態ではありませんが、歯が溶け始めて虫歯が始まっている状態です。まだ自覚症状はなく、自分で確認することはできません。この段階では、歯磨きをしっかりとおこなうことで、歯を再石灰化させることができます。
歯磨きにはフッ素入りのものを使用すると良いでしょう。

C1(エナメル質う触)

虫歯が歯の表面を覆っているエナメル質を溶かして小さな穴ができた状態です。象牙質に達していないので痛みはありません。この状態の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく症状がどんどん進むことです。

痛みや腫れの症状が出てくるのは末期になってからで、それまではほとんど自覚症状がありません。これがこの病気の最大の特徴で、また一番恐いところです。保険適用内の白い詰め物をすることで治療が完了します。

C2(象牙質う触)

虫歯がエナメル質の下の象牙質まで進んでいるので、冷たいものや甘いものがしみることがあります。痛みを感じるため、治療の際には麻酔が必要になります。虫歯の範囲が小さければ、保険適用内の白い詰め物をすることで治療は完了します。
しかし、虫歯が内部で大きく広がっている場合は麻酔をして虫歯の除去をおこない、形を整えます。その後、型をとり、詰め物を作成して装着します。詰め物の種類は保険適用内の金属(金銀パラジウム合金など)になります。

C3(神経まで達したう触)

虫歯がエナメル質、象牙質の下の神経まで達しています。激しい痛みを感じる場合が多く、神経が死んでしまうと細菌が根の外で炎症を起こして膿が出たり、歯ぐきが大きく腫れたりします。治療は麻酔をして根管治療を行ないます。
神経を取り除いて根の中をきれいにしてから詰め物をします。根管治療を途中でやめてしまうと症状が悪化してしまいますので、間を開けずに治療に通うようにしましょう。

C4(残根状態)

歯のほとんどが崩壊して根だけが残っている状態です。治療可能な歯質が残っていれば、C3のケースと同じように根管治療をおこなってから、かぶせ物をします。症状によっては抜歯しなければならないことがあります。

親知らずの治療について

親知らずを抜いたほうがいいケース

当院では、できる限りは歯を残す方向で治療をおこなっておりますが、以下の場合には、親知らずを抜く選択をする場合もあります。

親知らずが移植の歯として使用できる場合
矯正をする場合
顎が小さく、親知らずが生えることにより歯並びが悪くなる場合

親知らずを有効活用できる、親知らずがあることにより他の歯に影響をおよぼすなどの場合は、患者さんと相談しながら治療を進めさせていただきます。

「痛い、腫れたくない」と思っている方へ

親知らずが生えた際に、方向や角度によっては、「虫歯になりやすい」「歯周病になりやすい」「歯肉炎になりやすい」といった場合があります。当院では、親知らずに問題が起こらないように、また何か起こった場合にはすぐに治療を始めることができるように、必ず口腔内の写真を撮り、経過観察をおこなっています。

ご予約・ご相談はお気軽に

歯のことでお悩みでしたら、高津区野川、宮前区にあるあき歯科医院まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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