医院ブログ

2013.08.02更新

上唇のスジ(小帯)が張っている その2


7月24日の続きです。
本人、保護者同意の下に外科処置をしました。
術後の腫れや痛みも無く経過良好でした。
1週間後の治癒の状態です。
張っていたスジは無くなり、口唇は自由に伸びるようになりました。

 

上唇小帯切除術前、術後1.jpg

 

上唇小帯切除術前、術後2.jpg

 

歯間に存在する小帯の繊維性組織をしっかり掻爬しました。
すき間が無くなり、ぴったりとくっ付いてきれいな歯並びになる事でしょう。


上唇小帯切除術前、術後3.jpg


上唇が自由に動くことにより発音障害等の機能障害は無くなります。
歯ブラシも上手にあたって磨きやすくなるでしょう。


上唇小帯切除術前、術後4.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.24更新

上唇の小帯(すじ)が張っている


上唇から伸びたすじがあります。
このすじを小帯といいます。
通常はこの上唇小帯はくちびるの奥、上の方にあります。
そこから歯ぐきの上の方に伸びています。

 

上唇小帯強直症13,7-2.jpg

 

くちびるを引っ張ってみると小帯の大きさが良くわかります。
くちびるの先端から歯ぐきの下の方へ大きく伸びています。
小帯が原因なのか前歯の間にすき間があります。
このままでは、上くちびるの可動範囲が制限されて発音障害が生じる可能性があります。
治療法は麻酔下で切除します。
術後の痛みや出血、腫れなどはほとんどありません。

 

上唇小帯強直症13,7-3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.06.14更新

歯根破折


右側に咬合すると痛みというよりは違和感があり来院されました。
歯周病が原因である可能性が高いと思い診査しました。
良く見ると縦に亀裂が入っていました。
通常、歯根破折は強烈な痛みを生じますが、この方は違和感が主でした。

 

右上第二大臼歯歯根破折3-1.jpg

 

亀裂を探ってみると歯根まで縦に続いていました。
縦に真っ二つに割れた歯は保存不可能です。


右上第二大臼歯歯根破折3-2.jpg


抜歯しました。
年齢とともに歯は硬く脆くなります。
強く咬むのは控えたほうが良いのかもしれないですね。


右上第二大臼歯歯根破折3-3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.05.18更新

二十歳になった現在と五年前の口腔内比較  その2

 

下顎の全体像です。
第二大臼歯の後方に第三大臼歯(親知らず)が斜めに生えてきました。


五年前と二十歳の現在5.jpg


右側です。

五年前と二十歳の現在右.jpg


左側です。
斜めに生えてきた親知らずの治療方法は抜歯です。
本人の希望で抜きたくないという場合は周囲炎を起こさないようにブラッシングを丁寧にして
経過を観察していきます。
風邪をひいたり疲労で体調を崩した時は腫れやすいので特に注意してブラッシングしていただきます。通常の歯ブラシでは磨きにくいので先の細い筆の様な歯ブラシを使用すると効率良く磨けます。

 

五年前と二十歳の現在左.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.03.19更新

咬合力による上顎臼歯部の骨隆起


上顎臼歯部の外側です。
大きな豊隆が2個あります。
膿が溜まって腫れているようにも見えますが
これは 骨に強い咬合力が加わる事により過大に発育した隆起です。

 

上顎臼歯部骨隆起1.jpg

 

第二大臼歯は欠損しています。
咬合力に耐え切れず破折したために抜歯しました。


上顎臼歯部骨隆起2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.02.22更新

舌小帯短縮症


舌の裏側の真ん中にすじがあります。
このすじを小帯といいます。
舌に付いているので舌小帯といいます。
生まれながらにしてこの舌小帯が短い場合があります。
これを舌小帯短縮症と呼びます。
発音障害が顕著な場合は切除術を行います。

 


舌小帯短縮症.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.11.07更新

上顎前歯の乳歯の過剰歯

上顎前歯のレントゲン写真です。
乳歯の過剰歯2本が写っています。
尖ったのと逆向きの2本の過剰歯が見られます。
このまま放置しておくと永久歯がうまく生えてきません。

 

乳歯過剰歯2本1.jpg

 

抜歯することで
美しく整った永久歯の歯並びを目指します。

 

乳歯過剰歯2本2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.10.29更新

親知らずの生えてくる方向


第2大臼歯の奥に親知らずが生えてきました。
生えてくる方向が水平で横に向いています。
まっすぐ上に生えて来ないので第2大臼歯との間にすき間ができます。
このすき間は詰まり易く歯ブラシは届きません。
智歯周囲炎を起こしたり第2大臼歯が虫歯になりやすくなります。
時期をみて抜歯になります。

 

水平埋伏智歯1.jpg

 

12-10-29.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.10.16更新

癌の初期症状 白板症


歯ぐきの色は濃い淡いの違いがあっても基本的にはピンク色です。
一目見て明らかに異常な白さです。
この所見は前癌病変であり経過を追っていく必要があります。
癌に移行する頻度がかなり高いのです。

上の奥歯の内側なので自分では見つけるのが困難な部位です。
自覚症状が全くありません。
よって見えない限り自分で発見するのは困難です。
定期検診で見つかりました。


白板症.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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