ヤスリで磨いているの???
2014.08.23更新
ヤスリで磨いているの???
70代の女性です。
上顎の小臼歯の擦り減り具合が顕著です。
クラウンと歯ぐきの間から歯質が削れて無くなっています。
ヤスリで磨いているのでしょうか。
そうだとしたら歯ぐきもクラウンも一緒に削られている事でしょう。
原因は歯ブラシによる横磨きです。
それにしてもここまで擦り減ってしまうものなのでしょうか。
長い年月をかけて少しずつ擦り減ったのでしょう。
投稿者:
2014.08.23更新
ヤスリで磨いているの???
70代の女性です。
上顎の小臼歯の擦り減り具合が顕著です。
クラウンと歯ぐきの間から歯質が削れて無くなっています。
ヤスリで磨いているのでしょうか。
そうだとしたら歯ぐきもクラウンも一緒に削られている事でしょう。
原因は歯ブラシによる横磨きです。
それにしてもここまで擦り減ってしまうものなのでしょうか。
長い年月をかけて少しずつ擦り減ったのでしょう。
投稿者:
2014.04.16更新
歯列不正にはフロスで虫歯予防に対処
下顎の全体像です。
右下の大臼歯の歯並びが凸凹しています。
第一大臼歯が少し捻転しています。
第二大臼歯が少し低い位地にあります。
このような凸凹を歯ブラシだけできれいに磨くのは困難です。
第一大臼歯の一部が(第二大臼歯と接触している部位)少し変色してきています。
初期の虫歯です。
ここはデンタルフロス(糸ようじ)を使用して虫歯の進行を食い止めましょう。
定期的に来院されてフッ素塗布を行うと予防効果が更に高まるでしょう。
投稿者:
2014.04.11更新
セルフケアの大切さ
50代の女性です。
定期検診には家庭の事情で来院できずにいました。
しばらくの間来院が途絶えてしまうのでその間、歯磨きはいつにもまして
しっかりと時間をかけて行っていたそうです。
ステイン(茶渋など)が付着していますが比較的きれいです。
歯ぐきは炎症も無く引き締まっていて概ね健康な状態です。
毎日の歯磨きをしっかりと行う生活習慣ができています。
セルフケアが確立されている方は定期検診で自己管理ができている事を
再確認する事となります。
良く出来ている事を担当衛生士によって確認してもらい、
更に自信を深めて良い方向に進んでいく循環が確立されます。
投稿者:
2014.01.21更新
歯ブラシが強くあたって歯ぐきが退縮
30代の女性です。
白い歯を保つために一生懸命歯磨きをしています。
その努力目標は達成できていて美しい白いきれいな歯を維持しています。
歯ぐきもきれいなピンク色で引き締まっていて健康的な感じです。
良く見ると歯と歯の間に大きなすき間があります。
これは過度の強い圧力で歯ブラシが歯ぐきに当たっている事が原因です。
投稿者:
2014.01.18更新
奥歯の歯磨きは難しい
20代後半の女性です。
下顎大臼歯側面です。
第三大臼歯(親知らず)まで生えています。
手前から奥に行くにつれて磨ききれていないのが判ります。
奥に行くほどに虫歯で変色した部分が大きくなっています。
磨き残しの所は確実に虫歯になります。
第二大臼歯には大きな虫歯があります。
治療後は再発防止のために歯ブラシ指導を行います。
嗜好品などの食生活を聴いたうえで虫歯予防を考慮した決め細やかな衛生指導を行います。
投稿者:
2014.01.17更新
針穴から大きな空洞の虫歯へ
男子高校生です。
下顎第一大臼歯です。
この年代の虫歯の進行は恐ろしく早いのです。
エナメル質に開いた小さな針穴からあっという間に神経まで到達するような大きな空洞ができます。
定期的に検診して初期の虫歯を発見しましょう。
早期発見早期治療です。
しかしながら最も大切な事は虫歯の予防に努めることです。
定期的に歯のクリーニングとフッ素塗布を行いましょう。
投稿者:
2014.01.11更新
冷水痛の原因は歯磨き?
上の奥歯が冷水に沁みるという事で来院されました。
第二小臼歯の金属の詰め物の周辺のエナメル質がグレーな感じで変色していたため
その歯が原因と思われ診査しました。
ところがその奥の第一大臼歯が沁みていたのです。
第一大臼歯の側面に、特に歯ぐき寄りの根元が沁みる部位と特定できました。
歯磨きによるエナメル質の磨耗が原因です。
強い力で横磨きの歯ブラシは硬いエナメル質を磨耗させます。
歯ブラシの使い方を改善する必要があります。
他の要因として咬合が原因で沁みてくる事もあります。
過度の喰いしばり、噛みしめは歯にストレスを与えます。
結果神経が過敏になり冷水痛を引き起こすことがあります。
投稿者:
2013.12.20更新
下顎奥歯の内側の擦り減り
60歳代の男性です。
奥歯の内側に物が詰まるのが気になり来院されました。
下顎奥歯を内側(舌側)から見たところです。
歯の根元がヤスリでもかけたかのようにきれいに擦り減っています。
原因は歯ブラシによる磨耗です。
強い力で横磨きをする事で擦り減ります。
根元はエナメル質が薄く咬合面ほど厚くなります。
エナメル質が磨耗して直下の軟らかい象牙質が露出すると磨耗の進行が早まります。
よって擦り減る部位は歯の根元に限局します。
歯列の外側が擦り減りやすいのですがこのように内側が擦り減る事もあります。
歯磨きの方法の改善と実質欠損部分を硬質レジンで修復します。
投稿者:
2013.11.30更新
咬み合わせが原因の前歯の磨耗・破折 その9
66歳の男性です。
歯磨きはしっかりとできていて、お口の清掃状態は良好です。
虫歯や歯周病の定期的な管理も怠っていません。
食事に困る事は無く何でも良く咬めます。
縦に、無数の細かいひび割れが見えます。
固い物を好んで食べるそうですが、前歯のひびや先端の破折は
それだけが原因ではなさそうです。
下顎の前歯の歯並びが凸凹しています。
良く咬める位置を探して常に同じ所が強く咬合する事が
磨耗・破折の原因になっていると思われます。
投稿者:
2013.11.25更新
下顎第一大臼歯シーラント
下顎の奥歯です。
手前が第二乳臼歯で奥が第一大臼歯です。
両方とも歯の溝が虫歯で茶色く穴が空いています。
手前の乳歯は削って詰める予定です。
奥の永久歯はエナメル質を削らずに対処します。
シーラントという初期虫歯裂溝充填剤を詰めます。
シーラントはフッ素徐放性で虫歯の予防効果が持続します。
溝が滑沢になりプラークを除去し易くなります。
投稿者: