前歯の先端が転んで欠けてしまった
20代の女性です。
転んだ拍子に左上の前歯をぶつけてしまいました。
先端が欠けて、歯冠部分にひびが入りました。
この写真は受傷後応急処置を施して2週間後の状態です。
冷水痛や自発痛などの症状は無く落ち着いています。
右側の先端は少し欠けていて凸凹しています。
左側は大きく欠けて短くなりました。
受傷前の形態にもどして欲しいというのが主訴です。
できる限り自分の歯は削らずに元の状態にして欲しいと重ねて言われました。
ラミネートべニアで修復する事を説明して、この治療法に決めてもらいました。
歯を削る量の少なさが決めてになりました。
麻酔無しでも痛みを感じない患者・術者両方にとってストレスフリーな治療法です。
先端の長さが整いました。
透明感・色合い・形態すべてにおいて自然な感じです。
望んでいた通りの治療ができたことに大変満足されていました。
右側の先端が凸凹しているのが気になります。
しかしながら、この歯はもう少し様子をみていきたいということでした。
裏側から見たところです。
明るくて透明感のある白さです。