医院ブログ

2013.03.02更新

擦り減った原因は

 

 

右側から犬歯、第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯の順番で並んでいます。
犬歯の先端が極端に擦り減っています。
第一小臼歯の根元が擦り減っています。

原因は、、、、

●年齢による自然なもの
非常にきれいな状態で歯ぐきもピンク色で若々しいのですが69歳の男性です。
長年咬んでいると擦り減ってくるのもやむを得ないのです。

●異常な咬合力
垂直的な咬合力 くいしばり 歯の根元が擦り減ります
水平的な咬合力 歯ぎしり  歯の先端が擦り減ります

定期検診で異常な咬合力をチェックしましょう。

 

擦り減った原因は1.jpg

 


擦り減った原因は2.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.02.23更新

永久歯の萌出時期


下顎前歯は6歳頃、
上顎前歯は7歳頃生えてきます。
第一大臼歯は6歳ころに生えてくるため6歳臼歯とも呼ばれています。
第二大臼歯は12歳頃に生えてきます。
この間、約6年かけて乳歯が抜けて永久歯に生え変わります。


永久歯の萌出時期正面.jpg


ちょうど小学校の六年間がこの時期にあたります。
健全な永久歯がきれいに生え揃うように注意深く見守っていきます。
この大事な時期は3~4ヶ月に一度は検診に行きましょう。


永久歯の萌出時期側面.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.02.20更新

エナメル質表層のひび割れ


上顎の前歯です。
良く見てください。
エナメル質表層に無数の微細なひび割れがあります。
七歳頃に生えてきてから何十年も咬み続けています。
長年使用するとひび割れも生じてきます。
でも大丈夫、安心してください。
エナメル質の下層にある象牙質が物理的、化学的刺激から守ってくれています。

 


エナメル質表層のひび割れ.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.02.08更新

加齢による前歯先端の磨り減りとひび割れ


75才の女性です。
下顎前歯の先端が磨り減り、ひび割れを起こして割れています。
この写真は約三年前のです。


加齢による前歯磨り減り1.jpg


現在の状態です。
三年前に比べて大きな変化はないのですが、良く見ると
ひび割れに沿って茶色い部分が白くなっています。
擦り減りも若干落ち着いているように思えます。

歯ぐきの状態は定期的に来院されて歯周病のケアをされているので、
3年前より健康な状態を保っています。
 

将来、先端の欠けている部分が大きくなるようなら修復していきます。

 

加齢による前歯磨り減り2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.12.01更新

75才男性の歯列

 

この写真から年齢を推測する事はほとんど不可能でしょう。
75才男性のお口の状態とは思えないからです。

 

75才の歯列正面.jpg

 

毎日の歯ブラシは健康な状態を維持するのに欠かせません。
しかし長年まちがった方法でブラッシングをすると歯や歯ぐきにダメージを与える事があります。
この方は約10年間定期検診に通われました。
65才のときからです。

検診では歯周病や虫歯のチェックはもちろんのことで歯のクリーニングとフッ素塗布などによる
歯質の強化を行います。
それと正しく磨けているどうか、磨き方の指導もします。


75才の歯列 右.jpg

 

セルフケアが出来たからこそ75才でこのお口の状態を維持できたのだと思います。
セルフケアが出来ているので年齢を重ねてもお口の健康は維持できる事と確信できます。

 

75才の歯列 左.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.11.13更新

咬耗と磨耗

 

歯の表面がデコボコです。
上下のかみ合わせが緊密ですき間もなくかみ合っています。

 

咬耗と磨耗1.jpg

 

下の前歯です。
ここまで見事に擦り減っているのは稀です。
幸い冷たい物にしみるなどの症状はありません。
先端が咬耗していますし、歯ぐき寄りの歯頚部が横に擦り減っています。
これは異常な咬合力が歯に加わっていることが考えられます。

 

咬耗と磨耗2.jpg

 


上の前歯です。
下の前歯同様に擦り減っています。
このように前歯が極端に擦り減る方は奥歯が欠損しているか、奥歯のかみ合わせが低い場合に
良く見られます。

奥歯の治療をしっかりした後に前歯の治療をします。

 

咬耗と磨耗3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.11.09更新

経過観察が必要な初期の虫歯

 

一生懸命歯ブラシをしていたのですが小さな虫歯を作ってしまいました。
上顎の第一大臼歯の隣接面です。
虫歯の位置が歯と歯の間でしかも歯ぐき寄りの磨きにくい所です。

● 虫歯が進行しないようにフッ素塗布します。
 セルフケアーができるように歯ブラシ指導をします。
 ブラシが届きにくい所なのでフロス(糸ようじ)を使ってプラーク除去をします。

● 今後 この虫歯が大きくならないように 定期検診で経過を追っていきます。
 小さな虫歯がセルフケアのモチベーションを高めます。
 このサイズの虫歯は罹患した歯質だけを削る事は不可能です。
 周囲の健康な歯質までも削ってしまい かえって 虫歯を大きくしてしまいかねないのです。
 フッ素塗布をしてエナメル質の再石灰化を促します。

 

経過観察の初期の虫歯.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.11.06更新

小さな虫歯と思っていたら、、、その2

 

第一大臼歯の側面に小さな黒い点、小さな虫歯が見つかりました。
削ってみると象牙質まで深く達する虫歯です。
表面から見る感じと内部の虫歯の深さのギャップ。

 

下顎大臼歯側面1.jpg

 

飲み物でしみたり咬んで痛いなどの症状が無ければ見過ごすほどの虫歯です。

 

下顎大臼歯側面2.jpg

 

定期検診の重要性、大切さがここにあります。

 

下顎大臼歯側面3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.11.05更新

小さな虫歯と思っていたら、、、


上顎第一大臼歯の溝にできた虫歯です。
この程度の大きさの虫歯を自分で見つけるのはほとんど不可能です。


中で広がった虫歯1.jpg

 

定期検診で見つかりました。
あと少し発見が遅かったら神経まで達するほどでした。

 

中で広がった虫歯2.jpg

 

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2012.10.31更新

写真では見えない内部の診査

 

カラー写真で細部まで確認するのは当医院のルーティンです。
カラー写真は表面の観察ためで内部の診査、診断はできません。
内部は見えないからです。
疑わしい場合はレントゲンを撮影します。
内部はレントゲンで透過像を確認して診断します。


下顎奥歯レントゲン写真.jpg


レントゲン写真の撮影システムは現在はデジタル化されています。
デジタル化により低線量、低被曝になりました。

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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