下顎第一大臼歯の萌出初期の虫歯
2013.07.31更新
下顎第一大臼歯の萌出初期の虫歯
下顎第一大臼歯は永久歯の中で虫歯になる率が高く、喪失率も高いのです。
萌出してすぐに虫歯になる事が多いのは、萌出時期が六歳頃で器用に磨けないのと
乳歯と比べて溝が深く磨ききれない為です。
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2013.07.31更新
下顎第一大臼歯の萌出初期の虫歯
下顎第一大臼歯は永久歯の中で虫歯になる率が高く、喪失率も高いのです。
萌出してすぐに虫歯になる事が多いのは、萌出時期が六歳頃で器用に磨けないのと
乳歯と比べて溝が深く磨ききれない為です。
投稿者:
2013.07.30更新
金属の詰め物と歯のすき間
検診のために来院されました。
問診では日常生活で特に気になる事や異常はないという事でした。
精査して見ると上顎第一大臼歯に詰めていた金属と歯の間にすき間が見つかりました。
冷たい物や甘い物に沁みたり痛みを感じたり、
舌ざわりで異常を感じたり、
歯間に物が詰まりやすくなったり、
咬合痛や歯が浮いた感じがしたり、
等の症状があると、もしかしたら虫歯かなと疑いますが、症状が無いと自覚すらできません。
検診では視診、レントゲンによるX線診、などで多角的に診査します。
小さな異常も早期に見つかります。
早期発見、早期治療で一生自分の歯で過ごしましょう。
投稿者:
2013.07.29更新
スペース過多による歯間離開
歯の萌出スペースが不足してきれいに並びきれない方が多い中で、
このようにスペースがあり過ぎる方も中にはいらっしゃいます。
通常は歯同士がくっ付いて並ぶのですが、 このスペースは何か原因があるはずです。
遺伝なのか、環境なのか、習癖なのか、、、、、、
次回 来院されたとき詳しく診査、診断したいと思います。
投稿者:
2013.07.27更新
口腔内で腐食する銀合金
上顎第一大臼歯です。
黒い金属が詰めてありその表面がボソボソになっています。
この黒い金属はアマルガムという銀合金です。
厚生労働省の認可済みの歯科材料です。
以前は(約30年以上前)頻繁に使われていました。
さすがに最近はお目にかかることも少なくなってきましたが、
たまに、昔の治療に遭遇する事もあります。
劣化したアマルガム銀合金を除去した後、歯科用硬質樹脂(コンポジットレジン)を充填します。
術前の写真で説明すると除去を希望する方が大多数です。
術後の写真をお見せすると白くきれいになった事に驚き、安心されます。
投稿者:
2013.07.26更新
歯ぐきの傷は歯ブラシが原因
「歯ぐきが腫れて触ると痛いし食事にも障りがある。」
という主訴で来院されました。
この2枚の写真は別の方ですが、お話を聞いていると共通点がありました。
歯ブラシをしていたら血が出て歯ぐきが腫れている感じがしたので
しっかり磨いて治そうと思ったという事です。
その後も歯ブラシを当てると痛いにもかかわらず
痛いのは歯周病が原因と思いさらに頑張って磨いていました。
磨いても良くならずに痛みがひどくなって来院されました。
擦過傷
歯ブラシによる擦過傷です。
歯ブラシが原因で歯ぐきの表面を擦り過ぎたためにできた擦り傷です。
3~4日歯ブラシを止めると自然に治癒します。
歯ブラシによる擦り傷ができやすいのは
●古い歯ブラシから新しいのに変えて間もない時。
●慌てて磨いた時
●力加減が上手くできない時
などです。
投稿者:
2013.07.24更新
上唇の小帯(すじ)が張っている
上唇から伸びたすじがあります。
このすじを小帯といいます。
通常はこの上唇小帯はくちびるの奥、上の方にあります。
そこから歯ぐきの上の方に伸びています。
くちびるを引っ張ってみると小帯の大きさが良くわかります。
くちびるの先端から歯ぐきの下の方へ大きく伸びています。
小帯が原因なのか前歯の間にすき間があります。
このままでは、上くちびるの可動範囲が制限されて発音障害が生じる可能性があります。
治療法は麻酔下で切除します。
術後の痛みや出血、腫れなどはほとんどありません。
投稿者:
2013.07.23更新
舌癖による開口
上下の前歯どうしがかみ合っていません。
正常に発育すると自然にかみ合ってきます。
なんらかの原因でかみ合わないのです。
原因は様々ですが、この子の場合は舌癖が考えられます。
舌を前方に突き出す癖があり、上下の前歯に強い力を及ぼしています。
早いうちに舌癖を治す事で咬み合うようになります。
このまま放置しておくと骨格が固まってきて自然には治らなくなります。
矯正治療が必要になり、時間と費用がかかります。
投稿者:
2013.07.22更新
前歯の先がギザギザしている その2
その1では典型的な発育葉(三つのお山)の前歯を見ていただきました。
その2では一般的なギザギザの発育葉を見ていただきます。
上の乳歯の前歯の先は磨耗して平らになっています。
下の萌出して間もない永久歯には発育葉のギザギザが見られます。
典型的な三つのお山ではありませんが 可愛いギザギザがあります。
上の乳歯が抜けて永久歯へと生え変わりました。
こちらにも可愛いギザギザの発育葉があります。
発育葉の形態は遺伝形式の違いにより個人差があり、まちまちです。
上下の歯がかなり萌出してきました。
咬み合うようになると磨耗して発育葉は無くなります。
投稿者:
2013.07.20更新
前歯の先がギザギザしている
乳歯が抜けて永久歯へと生え変わりました。
乳歯は先が平らだったのに永久歯の先はギザギザしているので
心配して来院されました。
萌出して間もない永久歯の前歯はギザギザしているのが特徴です。
これは 発育葉というギザギザです。
永久歯の卵が歯槽骨の中で健全に石灰化して、発育する過程でできるものなのです。
前歯の先は近心葉、中心葉、遠心葉の三つの発育葉から形成されます。
したがってお山が三つのチューリップのような形になります。
この発育葉は上下の前歯同士が咬み合い磨耗する事により擦り減ってなくなります。
心配はいりません。
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2013.07.19更新
ひび割れて先端が欠けた上顎前歯
上顎の前歯です。
先端が欠けています。
詳細に観察すると細かいひび割れが無数に存在しているのがわかります。
外傷(交通事故や転倒)の既往歴は無いということであれば咬合力によるものです。
歯ぎしりは側方に噛みしめは垂直に咬合力が作用します。
上下の歯が勢い良くカチン・カチンと衝撃が加わるような咬み方はひび割れを助長しますので、
控えましょう。
歯質は加齢とともに硬く、脆くなります。
弾力が減少して欠けやすくなります。
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