医院ブログ

2013.07.17更新

75才のがっちりした緊密な咬み合わせ その2 


右側の前歯の磨り減り具合が目立ちます。
裏側が透けて見えるほど薄く擦り減っています。
右下の前歯の形状が鋭く咬み合う歯を磨耗させています。


75才咬合緊密磨耗3.jpg


象牙質の一部分が虫歯で変色しています。
変色歯質を除去した後、歯科用硬質樹脂(コンポジットレジン)を充填します。


75才咬合緊密磨耗4.jpg


左右の色合い、透明感に違いは無くなりました。


75才咬合緊密磨耗5.jpg

 

裏側も同様にきれいになりました。
舌で触るとざらついていたのが無くなり滑らかになりました。
これからは定期検診で磨り減り具合をチェックしていきます。

 

75才咬合緊密磨耗6.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.16更新

75才のがっちりした緊密な咬み合わせ


75才の男性です。
下顎の前歯が見えないくらい深く咬みこんでいます。
すき間が無くがっちりと緊密に咬合しています。
咬む力も相当強いのでしょう。
歯ぐきが盛り上がって膨らんでいます。
これはその直下の歯槽骨が強い咬合力を受けて隆起しているからです。


75才咬合緊密咬耗1.jpg

 

さらにその強い咬合力で下顎前歯が上顎前歯を突き上げます。
上顎前歯の裏側が磨耗して擦り減ってしまいました。
右側が特に擦り減っています。
下顎前歯の先端は研ぎ澄まされた刃物のようです。
前歯が6歳頃に生えてから約70年間の咬合の経過です。

 

75才咬合緊密磨耗2.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.13更新

詰めた金属の周りから新たな虫歯


下顎第一大臼歯です。
金属の詰め物の周囲が虫歯で欠けています。


インレー二次カリエス13,7ー1.jpg

 

詰め物を除去すると中はかなりの深さで虫歯が広がっていました。
罹患した歯質を除去した後、症状が出ないように薬剤を詰めます。


インレー二次カリエス13,7ー2.jpg

 

金属の詰め物は強度があり耐久性に優れています。
しかし見た目がよくありません。
銀色の金属がお口の中では黒く虫歯のように見えてしまいます。
セラミックでできたインレーは明るくてきれいな白さです。
治療痕が目立たなく自然な感じです。


インレー二次カリエス13,7ー3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.12更新

口唇からはみ出した前歯 その2


その2は 前歯の裏側から見たところです。
2ミリくらい下がった感じが歯と歯ぐきの境目からわかります。
歯の先端を比べてみても下がっている感じが良くわかります。


口唇から前歯はみ出した5.jpg


セラミッククラウンで形態を整えて自然な美しさに仕上げました。
セラミッククラウンは裏側から見ても明るく白いのが特徴です。


口唇から前歯はみ出した6.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.10更新

口唇からはみ出した前歯


くちびるを閉じても前歯の先端がはみ出してしまいます。
閉じようとしても突き出た前歯が邪魔します。

 

口唇から前歯はみ出した1.jpg

 

犬歯はもともと八重歯で口唇が閉じにくい原因のひとつです。
そのうえ 近頃左上の前歯が2本出てきた感じがするそうです。
比較すると2ミリくらい下がってきました。
これが 口唇の閉じにくさを助長しています。


口唇から前歯はみ出した3.jpg

 

被せ物を除去した後、新たにセラミッククラウンを装着しました。
長径、幅径、ふくらみ具合などを考慮して作製したセラミッククラウンです。


口唇から前歯はみ出した4.jpg


犬歯が八重歯のため少し閉じにくい感じはありますが以前と比較するとかなり改善されました。

 

口唇から前歯はみ出した2.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.08更新

左下第一大臼歯欠損をインプラントで修復  その2


6月25日のブログの補足説明です。
左下第一大臼歯が欠損しています。
当院へはインプラント処置希望で来られました。


左下6番スクリュウーインプラント2.jpg


インプラント埋入後三ヶ月経ちました。
経過は良好です。


13,6術後.jpg


長期間使用する事になりますのでメインテナンス優先の設計にしました。
ネジ止め式なので定期検診では取り外してチェックできます。


左下6番スクリュウーインプラント3.jpg

 

スクリューホールは仮封しますので日常生活には支障なく使用できます。


13,6クイックフロー.jpg

13,6、側面.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.06更新

ブリッジが取れそうなので来院されました。  その2

 

第二小臼歯と第一大臼歯欠損にそれぞれ一本ずつインプラントを埋入しました。
手前の第一小臼歯はブリッジの負担過重で多少動揺がありましたが、
これからは負担が軽減されると思われるのでセラミッククラウンで修復しました。


ブリッジ脱離をインプラントで修復6-4.jpg

 

インプラントにはネジ止め式のクラウンを装着しました。
これから長期間使用する事を考慮してメインテナンス優先の設計にしました。

 

ブリッジ脱離をインプラントで修復6-5.jpg

 

スクリューホールが見えています。
咬み合わせと見た目を考慮して目立たないように白いセメントで仮封しました。
これで日常生活には全く支障なく良く使用できると思われます。

 

ブリッジ脱離をインプラントで修復6-6.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.05更新

ブリッジが取れそうなので来院されました


右上の奥歯がブリッジで修復されています。
これが最近グラついてきたという事で来院されました。
触診すると左右に動きます。
手前の第一小臼歯と奥の第二大臼歯でブリッジを支えていました。


ブリッジ脱離をインプラントで修復6-1.jpg


手前の第一小臼歯の動揺が著しく負担過重でした。
欠損した部分の2本の歯を支えるのには無理があります。
長期間の負担には耐えられないのです。


ブリッジ脱離をインプラントで修復6-2.jpg

 


ブリッジ脱離をインプラントで修復6-3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.03更新

斜めに生えている第二小臼歯を直立させる方法


乳歯が抜けずに残っていたために第二小臼歯が本来の位置に萌出していません。
それで乳歯を抜いたところ斜めに生えていました。
このままではかみ合わせができないのでまっすぐに起こす事にしました。


第二小臼歯のアップライト2.jpg

 

前後の歯を固定源にしてゴムの力で牽引します。
上手く咬めるようになるには暫らく時間がかかりそうです。

 

第二小臼歯のアップライト3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.07.02更新

下顎前歯の欠損をブリッジで修復


下顎前歯を一本歯周病で失いました。
両隣の歯も歯周病でダメージを受けていますが、ブリッジの支台として欠損した部分を補うのは
可能です。
幸いにも虫歯にはならずにきれいな状態を保っています。


下顎前歯接着性ブリッジ1.jpg


支台となる歯は極力削らずに済む接着性ブリッジを選択しました。


下顎前歯接着性ブリッジ2.jpg


表からは金属は見えません。
裏側から見ると金属の羽が両隣に接着しています。


下顎前歯接着性ブリッジ3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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