医院ブログ

2014.01.11更新

冷水痛の原因は歯磨き?


上の奥歯が冷水に沁みるという事で来院されました。
第二小臼歯の金属の詰め物の周辺のエナメル質がグレーな感じで変色していたため
その歯が原因と思われ診査しました。


冷水痛の原因は歯磨き1.jpg

 

ところがその奥の第一大臼歯が沁みていたのです。
第一大臼歯の側面に、特に歯ぐき寄りの根元が沁みる部位と特定できました。
歯磨きによるエナメル質の磨耗が原因です。
強い力で横磨きの歯ブラシは硬いエナメル質を磨耗させます。
歯ブラシの使い方を改善する必要があります。

他の要因として咬合が原因で沁みてくる事もあります。
過度の喰いしばり、噛みしめは歯にストレスを与えます。
結果神経が過敏になり冷水痛を引き起こすことがあります。

 

冷水痛の原因は歯磨き2.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2014.01.10更新

前歯先端の磨耗した部分が虫歯で黒変

 

60歳後半の女性です。
前歯の先端が透き通っていて黒く見えます。


前歯先端磨耗虫歯1.jpg


裏側から見ると先端が欠けてその部分が虫歯で黒ずんでいます。


前歯虫歯先端虫歯2.jpg


黒く変色した歯質を除去しました。
欠損部に歯科用硬質レジン樹脂を充填しました。


前歯先端磨耗虫歯3.jpg


裏側の黒変部の治療が完了しました。
その結果、正面から見て左右差のない透明で白い歯が回復しました。


前歯先端磨耗虫歯4.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2014.01.08更新

高齢者の歯の根元の虫歯


79歳の男性です。

年齢とともに歯が擦り減ってきます。
前歯の先端が擦り減ってガラスのように透き通っています。
細かいひび割れも見えます。

年齢とともに唾液の流出量が減少してきます。
それにより自浄作用の少ない歯の根元の虫歯が多発してきます。

 

高齢者の歯頚部カリエス1.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2014.01.07更新

歯列矯正治療希望で来院された17歳女子

 

歯並びにコンプレックスを持っている17歳の女子です。
歯列矯正希望で自ら両親を説得して来院されました。
前歯の歯列不正の矯正治療を強く希望されています。

 

矯正希望の17歳女子正面.jpg


この歯並びでは将来にわたってかなりのハンディキャップを負う事になるでしょう。


矯正希望の17歳女子右.jpg

 


高校卒業後は色々な面で治療に制約が架かってくると思います。
高校生の間に治療開始する事はこれからの人生にかなりの大きなメリットをもたらすでしょう。

 

 

矯正希望の17歳女子左.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2014.01.06更新

上顎前歯裏側の虫歯


上顎の前歯の裏側です。
側切歯の一部に銀合金を詰めています。
銀合金そのものが腐食してその周囲の歯質を黒く変色させています。

 

上顎側切歯舌側AFC2-1.jpg

 

銀合金を除去しました。
かなり深い所まで虫歯が進んでいます。


上顎側切歯舌側AFC2-2.jpg

 

詰めた後に不快な症状が出ないように神経を保護するお薬を塗布します。
その上からコンポジットレジンを充填しました。

 

上顎側切歯舌側AFC2-3.jpg

 

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.12.27更新

左下第一大臼歯をインプラントで修復

 

下顎の全体像です。
以前左下にブリッジが入っていました。
下の写真は第二大臼歯が虫歯でブリッジを一部除去した後の状態です。

 

左下第一大臼歯インプラントスクリューリテインー1.jpg

 

第二大臼歯を再びブリッジの支持として使うには状態が良くありません。
よって第二大臼歯はクラウンの単独歯で負担軽減する事にしました。
第一大臼歯の欠損はインプラントで補います。


左下第一大臼歯インプラントスクリューリテインー2.jpg

 


治療計画通りに
第一大臼歯はインプラントのクラウン
第二大臼歯はクラウン
でそれぞれ単独の負担になりました。


左下第一大臼歯インプラントスクリューリテインー3.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.12.25更新

歯列全体の拡大が必要な歯並び


7歳の女の子です。
乳歯と永久歯の混合歯列です。
おおよそ12歳までの5年間で全ての乳歯が抜け永久歯に生え変わります。
この交換期の5年間をかけてきれいな歯並びを整える事ができます。

 

歯列弓全体拡大ー正面.jpg

 

萌出するスペース不足で前歯の歯並びはすでにガタガタです。
これから犬歯、小臼歯、大臼歯と生え変わるにつれて益々萌出スペースは不足してきます。

 

歯列弓全体拡大ー上顎.jpg

 

乳歯から永久歯に生えて来る時期を利用して、萌出する力を利用していきます。
歯列全体を拡大して萌出スペースを確保します。

 

歯列弓全体拡大ー下顎.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.12.24更新

銀合金の詰め物直下の虫歯


下顎の第二大臼歯です。
咬合面に銀合金が詰めてあります。
詰めていた金属が劣化して歯との境界にすき間ができています。


AFC2CR充填1.jpg


除去すると内部には深い虫歯(二次カリエス)がありました。
幸いな事に神経までは達していませんでしたが、歯髄を保護する薬を詰めました。


AFC2CR充填2.jpg


硬質レジン樹脂(コンポジット)を充填しました。
当日1回の治療で終了です。
一度削ってしまった歯は元にはもどりませんので最も大切な事は治療よりも予防です。


定期検診で早期発見早期治療をしましょう。

理想は歯を削らないで済む 定期検診で虫歯予防です。

 

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.12.20更新

下顎奥歯の内側の擦り減り


60歳代の男性です。
奥歯の内側に物が詰まるのが気になり来院されました。
下顎奥歯を内側(舌側)から見たところです。
歯の根元がヤスリでもかけたかのようにきれいに擦り減っています。


原因は歯ブラシによる磨耗です。
強い力で横磨きをする事で擦り減ります。
根元はエナメル質が薄く咬合面ほど厚くなります。
エナメル質が磨耗して直下の軟らかい象牙質が露出すると磨耗の進行が早まります。
よって擦り減る部位は歯の根元に限局します。
歯列の外側が擦り減りやすいのですがこのように内側が擦り減る事もあります。

歯磨きの方法の改善と実質欠損部分を硬質レジンで修復します。

 

下顎舌側WSD.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

2013.12.19更新

第2小臼歯の生えて来るスペースを確保


第2乳臼歯を早期に喪失しました。
理由は第1大臼歯が第2乳臼歯の斜め下から生えてきたために乳歯の歯根吸収が早まったためです。
通常は第2乳臼歯の後方に沿って第1大臼歯が生えてきます。

その結果、第1大臼歯が前方に寄ってきました。


第二乳臼歯スペース不足1.jpg

 

第2乳臼歯の後から第2小臼歯が生えてきます。
第2乳臼歯は第2小臼歯の萌出スペースを確保する大事な役割があります。
このままだと第2小臼歯が生えてくるスペースが全くありません。

 

第二乳臼歯スペース不足2.jpg

 

手前に寄ってきた第1大臼歯を後方の正しい位置に戻すように矯正装置を装着します。
バネの力で徐々に拡大していきます。


第二乳臼歯スペース不足3.jpg


ここまで拡大すると第2小臼歯の萌出スペースが確保できました。
萌出してきたら装置を除去して健全な歯列になるのを待ちます。


第二乳臼歯スペース不足4.jpg

投稿者: 医療法人社団あき歯科医院

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