小臼歯を正しい位置に移動 その2
2013.12.18更新
小臼歯を正しい位置に移動 その2
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2013.12.18更新
前歯のすき間をセラミックベニアで修復
上顎前歯です。
もとから歯の間にはすき間がありましたが
虫歯が進んで欠けた為にさらに広がってしまったそうです。
みっともないので早く治してほしいと来院されました。
相談の結果、セラミックラミネートベニアで修復する事になりました。
セラミックを薄く削り歯の表面に接着します。
虫歯以外は余分には削りませんので歯質を保護します。
無痛で、しかも短期間で治療可能です。
セラミックの透明さで自然の美しさを表現する事ができました。
投稿者:
2013.12.17更新
エナメル質形成不全をレジン修復
小学校低学年の子の上顎全体像です。
右上の奥の第一大臼歯が少し茶色くなっています。
一見すると 虫歯のように見えますが、これはエナメル質形成不全です。
虫歯とは違い形成不全が進行する事は無いのですがエナメル質の結晶構造が緻密ではなく
脱灰し易いので注意しなければなりません。
表面が滑沢ではなくプラークが付着し易い状態を改善する必要性を認めましたので
エナメル質形成不全の実質欠損部分をコンポジットレジン充填で修復しました。
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2013.12.16更新
犬歯の捻転が原因の虫歯と歯石
下顎の犬歯が捻転しています。
捻転して生えていると隣の歯との接触がずれて食持残渣が詰まり易くなります。
その結果、接触点直下に虫歯ができました。
歯ブラシだけではきれいにできません。
デンタルフロス(糸ようじ)を使用する事をお勧めします。
裏側には歯石が沈着しています。
歯石を除去した後はブラッシング指導です。
歯ブラシの使い方で歯石の沈着は予防できます。
この犬歯は捻転しているので歯ブラシを当てる方向や角度などが難しいのですが、
練習する事で効率の良い適切な歯磨きが出来るようになります。
投稿者:
2013.12.13更新
萌出直後の大きな虫歯
下顎第一大臼歯です。
側面に大きな穴が空いています。
虫歯で溶けたエナメル質と象牙質を除去したらこの大きさになりました。
第一大臼歯は他の歯よりも虫歯になり易く喪失率が高いのです。
六歳で小さなお口の奥に生えて来ます。
歯ブラシもまだ器用に出来ない年齢です。
第一大臼歯は咬み合せの溝と側面の溝から虫歯になり易いのです。
この虫歯は側面の溝からできました。
進行が早くあっという間にこの大きさです。
この子のこれからの将来を考えると、治療後のフォローも必要になります。
定期検診で早期発見・早期予防を心がけましょう。
投稿者:
2013.12.11更新
上の前歯の先端のエナメル質切痕
小学校高学年の女子です。
定期検診で来院されました。
エナメル質表面に白濁があり一部分脱灰しています。
この程度の初期段階ではプラークコントロールとフッ化物の応用で健全なエナメル質に戻ります。
真ん中の隣にある歯を側切歯と言います。
側切歯の先端が少し欠けているように見えます。
これはぶつけて欠けたり、虫歯で欠けたりしたのではありません。
先天的にこのような形態で萌出してきたのです。
側切歯は親知らずに次いで退化傾向が強く先天的に欠如したり、形態異常の発現が多い歯です。
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2013.12.06更新
下顎前歯のすき間を1回の治療で修復
50歳代後半の男性です。
以前から下顎前歯のすき間が気になっていました。
若い頃には矯正治療なども考えましたが、費用、治療期間その他を考慮して
結局はそのままです。
60歳に手が届きそうな今、矯正はせずにすき間を埋めてほしいという予てからの望みを
話されました。
コンポジットレジン(歯科用硬質樹脂)で修復しました。
当日の1回きりの治療で終了です。
今後の経過をみないと何とも言えませんが、とりあえず望みは叶ったかな思います。
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